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スタッフコラム

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スタッフ全員で綴る連載コラム

Vol.121

2015年08月01日

林 ルリ子 <助産師>
童謡
 

2歳になった娘が一人遊びをしながら「鼻歌」を歌います。レパートリーは沢山あるようで、時には何曲かメドレーにして歌っています。

2歳になる前に娘が初めて1曲通してうたった歌は「靴が鳴る」でした。

~おてて つないで 小道を行けば みんな可愛い 小鳥になって 歌をうたえば靴が鳴る 晴れた美空に靴が鳴る~ 決して簡単な歌詞ではないのに、たどたどしくもしっかりと歌っていました。驚きました。教えてあげたことはありません。ただ、娘が歩き始めたころ、娘と手をつないで歩く練習や、庭を散歩するときに何度も何度も「おててつないで~」とうたってあげていた歌でした。

娘と過ごした育児休暇はのんびりとした優しい穏やかな時間でした。あまり手のかかる子ではなかったので私の気持ちのゆとりもありました。遊びながら・あやしながら・車の運転をしながら・料理をしながら・寝かしつけながら・・・幼いころに覚えた色んな童謡をうたってあげました。歌をうたうと娘と一体になれるような感覚になり幸せな気持ちになりました。

音楽や童謡を聞かせる効果として、想像力や情緒が豊かになる・気持ちを明るくさせコミュニケーション能力を高める・言葉の獲得・・・など音楽や歌は人に良い影響を与えると言われます。更に子守唄のような音楽はα派に近く、安らぎの波長だそうです。

また、懐かしい歌をうたうことで、幼いころの記憶を回想し、五感を刺激し脳を活性化させ気持ちを元気にする「音楽回想療法」が福祉や医療で積極的に取り入れられているくらい音楽や歌の影響は大きいそうです。

なるほど・・・確かに、娘とのコミュニケーション手段として童謡を口ずさんではいましたが、歌をうたいながら私自身が幼いころの記憶が蘇り、懐かしく回想し、両親への感謝の気持ちが湧き、心満たされ元気になり癒されていた・・・そういったことが育児行動への好影響・精神の安定につながったのかなあと思います。

娘が憶えた童謡を、やがて娘が子供を持った時にその子に歌い聞かせながら、私との思い出に心温まり前向きな気持ちになり、母として成長していってくれればいいなあと、遠い将来のことを願っています。

 

暑い日が続きますので、皆様、お身体をご自愛くださいね。

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