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スタッフコラム

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スタッフ全員で綴る連載コラム

Vol.117

2015年04月01日

森元 恵美 <助産師>
新生活

4月になり、進学や就職など新しい生活を始める人も多いかと思います。楽しい時期ですね。
私も学生の頃や就職し始めた頃は、いろいろな場所でウキウキしながら新生活を始めたことを思い出します。

高校を卒業した後、埼玉県にある看護学校へ入学しました。
埼玉県の東部中央にある場所で、今調べるとトマトが名物のようです。当時は憧れの一人暮らしが楽しくて、トマトが名物ということは知りませんでしたが…。
新境地では新しい友人との出会いもあり、学校帰りは毎日のように友人たちと一緒に遊びました。さすがに3年生にもなると、学校の先生から呼び出され「国家試験に落ちるわよ!!」と怒られることもあったくらいです。そして毎日のように写真を撮っていた3年間で、今その写真を見ると大変だった学校生活もとても楽しく思い出されます。
看護学校卒業後は富山県の助産学校へ入学しました。
富山県はほたるいかや白えび、ますのすしなどの食べ物が有名で、もちろんおいしく頂きましたが、他にもハマってしまったことがあります。富山弁です。
富山弁といえば語尾に『~ちゃ』がついたり『~れ』がついたり。いいえ、ううん、全然といった意味のある『な~ん』ということを言ったりとかわいらしい方言です。
最初はイントネーションも違い、違和感があり聞き取れないこともあったのですが、富山の友人と話しているうちに、いつしか自分も自然に話すようになっていました。『富山はいいところやちゃ。遊びに来られ。待っとっちゃ。』みたいに。
その後諏訪に就職し、すっかり諏訪弁(?)になってしまいましたが、先日富山の友人と話した時、自然と少しだけ富山弁が出た自分に、まだ覚えているものなんだなぁと驚きました。
この4月で諏訪に来て17年になります。
就職したての頃は仕事で泣いたりすることや大変な経験もありましたが、今では一緒に頑張ってきた友人や先輩たちと一緒に楽しく働けて幸せです。
春、新生活。ウキウキする季節です。
新生活を迎える皆さん、きっと新しい場所で新しい人たちといろいろな出会いや出来事があると思います。その時しかできない経験を十分に満喫して楽しい生活を送ってください!

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