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スタッフコラム

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スタッフ全員で綴る連載コラム

Vol.70

2011年08月01日

伊藤 由紀 <看護師>
健康であるために・・・

「 健康であるために・・・ 」

梅雨もあけ、夏到来。最近、年を重ねたせいなのか、寝て起きると、首~肩にかけて背中全体が痛くて堪りません。痛くて早く目が覚めてしまう有り様です。寝具や枕が身体に合わないのかと、寝具を変えたり枕の高さを見直したりと、思考錯誤の結果、ちょっとしたきっかけで、採血をしてみると思わぬ血液データーに異常が・・・。健康であるために、原点に立ってみようと思いました。

健康って何?テレビや雑誌を見ると、健康に関する番組や記事・情報が飛び交う中、その「健康」とはいったい何なのでしょうか?病でないのが健康???いや、これは間違い・・・?広辞苑では、、、!
1. 異常が有るか無いかという面から見た、身体の状態。「健康優良児」
2. 身体に、悪い所がなく、丈夫なこと。また、そのさま。「健康を保つ・健康な肉体」
3. 精神の働きや物の考えが正常なこと。また、そのさま。健全。「健康な考え方・笑い」
とあります。つまり、健康とは、病も気から・・・という様に、からだと心が完全な状態な事。健康も、心が沈むと、病になってしまいます。
完全な状態とは、完全にバランスが取れた状態で、全てのシステムが円滑に働き、エネルギーが、無理なく循環していると事、心と体のバランスがとても大事だと言う事。
心と体のバロメーターが良好であることから、後に社会的幸福感も生まれ・味わうことにより、新たな「生きがい」さえも感じられる様になるのかなと思います。
健康の対象は、身体と心というのは原点ですが、もっと広く私達を取り巻く環境や、己の活力、生きる意味、社会生活までを対象に考えると、とても奥が深いのです。

WHO(世界保健機構)が定める健康には、3つの健康があります。
~身体的・精神的・社会的健康~この3つのバランスがとれて初めて健康といえるのだと定義されています。いくら身体が丈夫でも、社会的に認められてなければ、ストレスを多く抱えてしまいます。また、身体が丈夫で社会的に認められていても、プライベートやその他の事で、精神的に満たされていなければ、これも又、バランスのとれた健康とは言えません。そして、精神的に健康で、社会的にも健康でも、病気ばかりしている様では、スポーツも出来ないですし、楽しく遊ぶことも出来なければ、これもまた健康には程遠いです。
「身体が丈夫なら~病気さえしなければ健康」私は大丈夫と、あまり自分の身体に無関心だった私ですが、今回もう一度、健康の本当の意味を考え、己の私生活を改め・見直していこうと思います。5年先、10年先が素敵なものであるために・・・。

とにかく、毎日無理なく継続して出来る事から始めようと、朝晩の30分のストレッチ、食生活の見直しを三日坊主にならない様、実施して2ヶ月目に入ります。少しづつではありますが、以前より肩甲骨がまわる様になった気がします。

「生命の誕生」という素晴らしい環境に、身を置かせて頂いている事に感謝し、己が健康であってこその看護です。皆様との新しい出会いを楽しみに、日々精進してお待ちしております。精一杯、お手伝いさせていただきます。

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