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スタッフコラム

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スタッフ全員で綴る連載コラム

Vol.33

2009年02月01日

名取 有里 <助産師>
絵本

寒い日が続き、雪も降り本格的な冬になってきました。インフルエンザも流行ってきているようですがみなさんお元気でお過ごしでしょうか?

わたしは、もともと読書好きではなかったところに、活字離れもあり、本を読むことがますます減ってきています。けれど、子供達のおかげで絵本を読む時間ができました。

なかなか寝付けない子供達の睡眠導入剤になればと思い、寝る前に布団の中で1冊絵本を読みます。それまでは絵本は子供の読むものと思っていましたが、一緒に読んでいると、とても楽しく子供も喜んでいますが、大人の私も楽しく興味が出てきました。

休みの日に図書館へ行き、絵本を借りてきます。図書館にはたくさんの絵本が置いてあるのでいろいろな絵本に出会います。
子供達はかわいらしい絵の絵本、シリーズ化していてお話が続いているものを選びます。大人のわたしはちょっと変わった絵、かわいいといえばかわいいけれど不思議な絵(大好きなのは荒井良二さん、飯野和好さん)に惹かれたり、言葉のおもしろさ、読みやすさ(簡単に読める)で選びます。それぞれに違った絵本を選ぶので、お互いの好きなもの、興味のあるものを知ることができます。

今までであった中で、我が家で人気の絵本を紹介します。
「ホネホネさん」シリーズ にしむらあつこ作・絵
郵便配達員のホネホネさんが仲間たちに手紙を配達していくおはなしです。ホネホネさんの「ギコギコキー」と自転車に乗って配達していく様子がおもしろいです。仲間たちの手紙のやり取りもおもしろいです。

「おっと合点承知之助」 齋藤孝 文  つちだのぶこ 絵
タイトルのような付け足し言葉がストーリーの中にたくさん出てきて楽しいです。その付け足し言葉をみんなで言い合います。

「よかったね ネッドくん」 レミー・シャーリップ 作・絵
ネッドくんに「運のいい場面」と「運の悪い場面」が交互にやってきます。ある講演会でこの絵本を紹介してもらったとき、「1ページごと読んだ後に「よかったね ネッドくん」と「なんてこった」を交互に言っていくとみんなで楽しめます」と聴き、実行しています。

「ねぎぼうずのあさたろう」 飯野和好 作・絵
主人公はタイトル通りねぎぼうずのあさたろう。他にもいろいろなキャラクターが登場してきますが、ちょっと怖いような、かわいらしいような、不思議な絵が魅力です。

出てくるおもしろい言葉をまねしてみたり、不思議な絵を見て「これはなんだろう」と話し合ったりと同じ絵本でも毎回違った楽しさがあり、お気に入りのものは毎日読んでも飽きないのが不思議です。それが絵本の魅力で大人も楽しめるのでしょうね。

これからも素敵な絵本、そして素敵なみなさんとの出会いを楽しみにしています。

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