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スタッフコラム

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スタッフ全員で綴る連載コラム

Vol.192

2021年07月01日

林 ルリ子 <助産師>
我が家の庭のエース

 5~7月の梅雨の季節に雨に濡れてしっとりと鮮やかにたたずむ紫陽花。日本の梅雨の風物詩として古くから愛されている花ですね。紫陽花は今や、世界中で品種改良が行われ、2000種類以上の品種が存在しているとか。
 セイヨウアジサイの別名を持つ「アナベル」がうちの庭にもおりまして・・・いよいよつぼみたちがライムグリーンに色づいてきました。10年前に挿し木から育て上げた我が家のアナベル。そんなに丁寧な手入れもしていませんが、毎年、高さ1mを越えるまで大きくなり、花の直径も20cm以上になる優秀な子。庭に花が少なくなる初夏から夏の間中しっかり咲いてくれるので、とても存在感のある重宝する花です。これからもう少し咲き進んで白色になったら、切り花にしてもこれまた素敵。大きな球のようなアナベルを惜しみなくたくさん摘んで、リビングに贅沢に飾る楽しみ。雨が続く日でも、そのかわいらしく清楚な姿に癒やされ優雅な気持ちで過ごします。
 満開になったあとも、アナベルはまだまだ活躍します。暑い夏が来ると、花の色が白からくすんだグリーンの秋色に変化します。秋色グリーンになったらドライフラワーにすることもできますから、リースを作って飾る楽しみが待っています。おしゃれなリースに気分が上がりますね。6月~10月ころまで目一杯楽しませてくれるアナベルは、耐寒性や耐暑性が強く、剪定も簡単で育てやすい優秀な花というわけです。我が家の庭に迎えてから長い年数経ちますが、迎えてよかった!楽しみ方がいっぱい!  だから、私は、アナベルが元気に咲いてくれるこれからの季節が一番好きですね。
 毎朝、目覚めると庭の草花たちをゆっくり眺めて、深呼吸して元気をもらいます。みんなの1日がよい1日となりますようにと願いながら。「今日も1日、頑張ろう!」

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